家具を楽しむ家具工房ROOTS FACTORYのブログ: まずは綺麗にしましょう大作戦。一部敗戦…両方がっつり！これがROOTS FACTORY流！！

淡路島工場始動っ！！まずは綺麗にしましょう大作戦。

塗りに塗った３日間でした。

淡路島工場に木工機械を入れる前に少しでも綺麗にしておきたくて

ROOTS FACTORY総出でペンキ塗りに行ってきました。

塗装前の掃除をしているところ

行ったのは金土日の３日間

本当は金土の２日間の予定だったんですが現地で１泊増やしました。

大阪と愛媛と東京と、３ヶ所から集まって淡路島で合流、

塗り続けの３日間はとってもハードだったけど

それ以上に楽しくもあった３日間でした。

東京から新スタッフが参戦、初顔合わせ

今回のペンキ塗りには東京のお店の新しいスタッフ（未来の）が

応援に駆けつけてくれました。

それも東京から新幹線に乗って！

１３日の早朝、新大阪に迎えに行きました。

８時半に着くためにほぼ始発出発で来てくれたんです。

朝の新大阪はとっても清々しい空でした。

なんとこの日は「最強寒波」のはじまりの日だそうで

朝からニュース見て心配してましたが

寒いには寒いけど、とってもいいお天気でなんだか清々しい朝でした。

早速合流して一緒に車で淡路島へ

道もそんなに混んでなかったので、１０時ちょうどに到着しました。

今回ペンキ塗りのために強力な武器を用意していました。

それがこれ！

初めての道具にウキウキしながら乗る家具作りたいおっさん

自走式高所作業車。

バッテリー式で走るし上に上がるんです。

工場の天井や柱は４m近くあるので手は届きません。

ハシゴで作業は効率が悪すぎる。

そこで登場したのがコレなんです。

以前友人が壁画を描くのに使っているのを見て

「あれは便利だな！」と思ってました。

いつか機会があれば使ってみたかった道具のひとつです。

元の工場の状態はコレ。

屋根はあるし壁もあるから、木工機械を入れれば工場にはなるんですが

これじゃまったくテンション上がらないですよね。

Befor：元の工場の様子

そもそも淡路島に工場を置こうとした理由が

自分が働きたい場所を創ろう！

なのです。

予算じゃんじゃんかけて「新築！！」って訳にはいきませんが

気持ちよく作業ができる環境にはしたかったんです。

石川くんと新スタッフのYYさん（まだ内緒）は初顔合わせだったので

簡単な自己紹介のあと早速作業着に着替えます。

有機溶剤を使うので防毒マスクは必須です

さぁ！塗るぞ！！って訳にはいきません。

塗装で一番大事なのは下地、

ということで大掃除です。

これ、なんだと思います？

分厚く積もったコンクリートの粉

天井の梁を上から見た写真です。

濃いグレーに積もってる粉はコンクリートの粉。

大きな倉庫の全部がこんな調子です。

１５時くらいまでかかってこの粉を落として掃除しまくりました。

大阪には高圧のエアーとかあるのですが

持ってきてなくて手作業ではたき落としてウエスで拭きました。

この作業は本当にキツかったです。

コンクリートの粉すごく苦手なのでアレルギー反応で

首とかに蕁麻疹が出まくったくらい過酷でしたw

焦りは禁物、普段から心がけていた筈なのに…

粉を落として床を掃き終えたらもう日が暮れる手前の時間、

急いで床を塗り始めたんですが…

やっと夕方前に塗りはじめました

これが大失敗！！

床を綺麗にしたかったので塗装をすることにしました。

もっともっと時間とコストをかければ方法もあったんですが

どっちもかけにくい今なので１液型のコンクリ床用ペンキを

そのまま塗るように用意してたんです。

奥は良かったんです。

綺麗に真っ白になりました。

この工場、元は農業機械の修理工場だったんです。

それで手前の方の床は機械の油が染みてコッテコテでした。

「急がなくちゃ」と焦り気味だったので

試し塗りなどせず一気に塗っちゃいました。

機械の油が染みてコッテコテだった部分が剥げ剥げ

手前は塗った直後から床がペンキを弾き

翌日見たら下から塗膜を越えて油が滲み上がってました。

ものづくりの鉄則、焦りは禁物。

やっちゃいましたw

一回塗っちゃったらもう店施しようがないらしいのですが

なんとか頑張って綺麗にするようにします。

テッカテカの床に無理やり塗ってしまった瞬間

１日目の作業は掃除と床塗りで終了しました。

大変だったけどかなり綺麗にもなったので良かったです。

がっつり頑張ってがっつり楽しむ。これがROOTS FACTORY流！

今回、ROOTS FACTORY総出で作業をしたのには理由があります。

なるべくコストを抑えたいっていうのもありますが

一番の理由はタニヨンベースと同じ

自分たちの場所を自分たちで創る

その為です。

新スタッフのYYさんは、東京からわざわざ来てくれました。

作業の手がそこまで足りなかった訳ではありません。

手だけならアルバイトをお願いしても良いんです。

でも、工場が創っていく最初の日に

一緒に立ち会って一緒に共有したかったんです。

裏から見た淡路島工場

ROOTS FACTORYの家具は仕入れ商品ではありません。

すべて自分たちで考えてつくっています。

その現場を一緒に感じて欲しかった。

それで総出で作業したんです。

あっでもYYさん、もともと

「予習しときたいので愛媛工房行っても良いですか？」

って連絡くれてたんです。

めっちゃそれが嬉しくて

「じゃあ淡路島工場のペンキ塗り一緒にやろう！」

と声かけてたら張り切って来てくれたんです。

めっちゃ良い感じでしょw

１日目の作業を終えた後は楽しい懇親会の時間です。

やっぱROOTS FACTORYはこれがないとw

張り切って洲本の温泉旅館のコテージ（あっでも超リーズナブル）を

予約したんです。普通のマンションみたいな部屋でしたけどw

淡路島行ったらやっぱり温泉入っとかないとね♪

過酷な作業はがっつり頑張って、終わった後はがっつり楽しむ。

これがROOTS FACTORY流です☆

そして懇親会はやっぱりあそこ！

とんでもない割烹「和楽」さん